令和元年度 防犯セミナー報告

6月22日(土) 15:30~17:30 富岡公民館にて、浦安市小中学校PTA連絡協議会主催の防犯セミナーが開催されました。
加盟校より小学校10校、中学校8校、計43名が参加しました。
また、未加盟の中学校からも1名参加されました。

第1部は、浦安市防犯課の熊川課長より、浦安市の犯罪発生状況や刑法認知件数についての話がありました。

犯罪の中でも、「電話ⅾe詐欺」の被害状況について、詳しく話がありました。防犯対策として、留守番電話の活用を挙げていました。また、市の対策としても迷惑電話録音機器給付事業を行っているということでした。 最後に、それぞれの地域で、見守り活動やパトロールを行っていくことが、防犯対策に繋がるので、これからも継続した活動をお願いしますと話がありました。


第2部は、千葉大学非常勤講師、ストップイットジャパン株式会社CEO、NPO法人 企業教育研究会 経営企画部長 谷山 大三郎 様をお迎えして、「PTA保護者に伝えたい防犯について」と題し、講話をいただきました。

前半は、様々な資料を提示しながら、以下のような子ども達の現状について話がありました。

・青少年の携帯電話やスマホの所有率利用率の増加
・中学校における携帯電話やスマホの利用と学力・学習状況の関係性
・SNSなどのコミュニティサイトを通じた犯罪被害の増加等


後半は、スマホをめぐる家族の様子を描いたドラマを視聴して、グループごとに話し合いがなされました。

参加者は、それぞれの家庭での悩みの共有や、これからの課題などについて意見交換をされていました。

谷川先生から「スマホを所有するにあたって、各家庭での事前のルール作りが大切であり、子どもたちに使用を認める中で、柔軟な対応をしていくことが必要である。」と話がありました。参加者は、うなずきながら話に聞き入っていました。



会終了後に書かれた参加者からのアンケートの声です。
「普段接点のない方と意見交換できたことが、参考になりました」
「小学校や中学校でも、子ども達に向けての講演会があったらいいなあと思いました。」
「家に帰ったら、早速子どもの携帯のルールを決めたいと思いました。」
「スマホの便利さと怖さを改めて痛感しました。子どもが便利に安全に利用できるように、私自身も勉強していきたいと思いました。」

防犯意識を高められただけでなく、保護者同士の交流も生まれたようです。 このセミナーで経験したことや感じたことを、今後の活動に生かして頂けると幸いです。


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